はい、みなさんどうもこんにちわ!
cloverlogのナツ(@natsu_cloverlog)です!
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トコノールの使い方・役割
今回はレザークラフトで使用するトコノールについて紹介します。
いきなりですがトコノールって聞いたことありますか??自分は聞いたことがありませんでした!笑
レザークラフトをしていると聞いたことが無い言葉が多いので大変なとこでもあります。
ですが今は便利ですね!スマホ1つあれば調べる事が出来るのですべてが分かってしまいます。
なのでトコノールを買ったはいいが使い方が分からないような自分でもサクッと調べて使うことが出来ましたので使い方を含めて役割なども紹介していこうと思います。
トコノール
まずこちらがトコノールになります。
一応今回はSEIWAさんのトコノールになります。
他のメーカーからも数多くのトコノールが販売されていますが見た目で選びました。
正直、どこのトコノールがいいとか分からなかったのでレビューとか見て決めようと思っていました。
ですが、どこのレビューを見てもいい評価ばかりでしたので見た目で選びました。
中身は柔らかい液体みたいな感じで半液体、半固体のような状態です。
ハチミツみたな感じと言えばわかりやすいかなと思います。笑
匂いはそんな臭くもなくちょっと独特な匂いがするくらいです。
トコノール役割
トコノールを使う場面は革の床面やコバ等を磨くときに使います。
革はトコノールで磨く前は毛羽立っています。トコノールで磨くことによって毛羽立ちを抑えキレイな見た目になります。また毛羽立ちを抑えることで革の寿命を延ばし丈夫にします。
下記画像の右がトコノールを使い磨いた面、左がなにもしてない面です。
パッと見でも全然違うのが分かると思います。
右の方が明らかにキレイな仕上がりになっています。このように毛羽立ちを抑え床面をキレイに丈夫にします。
トコノールを塗る際に注意が必要な点があります。
革製品を作る際、接着剤をよく使うのですが革を接着させる部分にはトコノールを使用することはNGです。
理由はトコノールを塗ると接着剤の接着力が落ちてしまうからです。
糸で縫う部分はある程度、接着力が落ちても大丈夫ですが縫わなくて接着剤を使い貼り付ける部分にトコノールを塗ると剥がれてきます。
ちなみに自分がミスして接着する必要がある部分にトコノールを塗ってしまったのですが、剥がれてきて大変でした。
接着する予定の部分にトコノールを塗ってしまった場合はどうすればいいのか??
トコノールを塗ってはいけない部分に縫ってしまった場合は削ってあげればOKです。削る時は紙ヤスリや革包丁で削るとやりやすいです。
床面を磨く場合はガラス板やガラスコップ等のガラス製品で磨きます。
コバを磨く時はコーンスリッカーを使って磨きます。
トコノールの役割まとめ
革の床面やコバを磨きに使用する道具で塗ることで革の毛羽立ちを抑え床面やコバをキレイにします。また革自体を丈夫にする役目もあります。
革を接着する部分にはトコノールを塗るのはNGです。塗ってしまった場合は紙ヤスリや革包丁で削ればOKです。
続いて使い方について解説します。
トコノールの使い方
最初に床面の磨き方です。
まず、革にまんべんなくトコノールをヘラを使って塗ります。
最初は少しずつ塗っていってください。多すぎるとはみ出たりしてマットを汚したり革の銀面を汚したりしますので!
続いてガラス板を使って磨いていきます。
この時、トコノールが足りないようであればトコノールを足して行ってください。先ほど言ったように多すぎるとマットや銀面が汚れますので「すこし少ないかな?」って思うくらいがちょうどいいと思います。
自分はガラスコップを代用して使っています。本当は専用のガラス板を使えばいいと思うんですが、意外とガラスコップで大丈夫です。
むしろ逆に持ちやすくて作業しやすいかもしれません。笑
そして磨き終わったら乾燥させて完了です。
乾燥したかどうかの基準は触ってみてベタつかないようならOKです。
乾燥前
乾燥後
トコノール使い方まとめ
・ヘラを使ってトコノールを塗って伸ばす。その後にガラス板を使い革の床面を磨いていく。
注)汚れるのを防止するためにトコノールは少しずつ塗っていく・「少ないかな?」って思うくらいが丁度良い。
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コバ磨き
次にコバ磨きです。
コバ磨きとは革の横側の部分を磨いて仕上げる事を言います。
コバの仕上げ方は他にもいろいろあります。
詳しく知りたい方は下記からどうぞ!
今回はトコノールを使ったコバの磨き方を紹介していこうと思います。
こちらもまずトコノールまんべんなく塗ります。
床面と同様で汚れる恐れがあるので少しずつ塗っていった方がいいです。
続いてコーンスリッカーを使って磨いていきます。
色々な種類のコーンスリッカーがありますが基本的に使いやすい物を使えばOKです。
自分は真ん中のコーンスリッカーが使いやすいと思いました。多分、恐らく多くの人が真ん中のコーンスリッカーを使っているのではないかと思います!笑
何種類か溝がありますので革の厚さに合わせて合う溝で磨いていきます。
何回か磨くのを繰り返して自分が満足出来る出来栄えになればコバ磨きは完了です。
コバ磨きはやればやるほどキレイになるので人によってどこまでやるかは変わってきます。
キレイにしたという人は徹底的に磨けばいいと思いますし、ある程度でいいかと思う人は見た目がキレイになったくらいでやめてもOKです。
トコノールでのコバ磨きまとめ
コバにトコノールを少しづつ塗っていきコーンスリッカーで磨いていく。キレイになるまで何度か繰り返して磨いていく。
注)汚れるのを防止するためにトコノールは少しずつ塗っていく。
コーンスリッカーの溝は革の厚さによって変えて使う。
まとめ
以上がトコノールの役割と使い方の解説になります。簡単な作業ですが作品のクオリティに関わってくる重要な作業になります。
簡単と言ってもやる人によってはメチャクチャ磨く人もいたりします。ほんと人それぞれですが自分はキレイになったらOKと思う人間なので結構適当にやることが多いです!笑
でもやっぱり本来なら、自分で作るってなるとキレイな作品にしたいと思うのでちゃんと床面の磨きとコバ磨きはした方がいいと思います。
特にレザークラフトをやっていると他の人にプレゼントしたり上げたりすることがあるのでそういう時はしっかり磨いた方がいいかもしれませんね!笑
また他のメーカーのトコノールを使うことがあればレビューしてみたいと思います。
本日は拙い文章ですが読んでいただきありがとうございました。