【レザークラフト】簡単シンプル!馬蹄型コインケース 作り方解説

はい、みなさんどうもこんにちわ!

cloverlogのナツ(@natsu_cloverlog)です!

【レザークラフト】簡単シンプル!馬蹄型コインケース 作り方解説

今回は簡単でシンプルな馬蹄型コインケースの作り方を紹介していきます。

作りとしてはホントにシンプルで小銭のみ入れる形になります。

ですが馬蹄型なので見た目は十分にカッコいいです!

というか初めて馬蹄型を作って見たので作って実際に見た感想なのですが笑

あと生成りヌメ革で作りましたのでいかにもレザークラフトっぽさが出て好きな感じです。

けっこう生成りヌメで作ったコインケースを好きな人は多いのではないでしょうか。

馬蹄型コインケース

では実際に作ったコインケースがこちらです。

どうですかけっこう適当に作ったのですがしっかりと出来上がっていると思います。

小銭自体は15枚くらい入ります。

なのでお札入れと一緒に使う時でも十分使用できると思います。

馬蹄型コインケース材料

馬蹄型コインケースの材料を紹介していきます。

材料はシンプルです。

材料

・ヌメ革

・ジャンパーホック大

革の厚さは2mmの革を使いました。

革の厚さはなるべく厚い方がしっかりとします。逆に薄すぎると小銭が取り出しにくくなったりしますのでなるべく厚めの革を使った方がいいです。

使う材料自体も少ないので他の作品を作った時の余った革でも出来ると思います。

馬蹄型コインケース作り方

では作り方を紹介していこうと思います。

革の切り出し

まずは革を切り出して行きます。

革は3点切り出しました。

本体部分、ポケット部分、小銭落下防止用になります。

すべて曲線になっていますので切り出しの時は注意する必要があります。

革の磨き

続いてはトコノールで本体部分とポケット部分を磨いていきます。

革の磨きが完了しました。

ジャンパーホックのメス側の取り付け

磨き終わったらジャンパーホックのメス側を取り付けます。

ジャンパーホックのメス側はこのタイミングで取り付けないと後々取り付けることが出来ないので注意が必要です。(実際はジャンパーホックはこの後でも取り付ける事が出来るのですが革を傷つける可能性があるのでなるべくこのタイミングで取り付けましょう)

ポケット部分コバ磨き

ポケット部分上部は本体部分に取り付けるとコバ磨きが出来ないので磨きます。

こちらの作業も後々出来なくなりますので必ずこのタイミングでポケット部分上部を磨いておきます。

小銭落下防止部分コバ磨き

小銭落下防止部分の内側は本体部分に取り付けるとコバ磨きが出来ないので磨きます。

こちらの作業も後々出来なくなりますので必ずこのタイミングで小銭落下防止部分の内側を磨いておきます。

革の貼り付け

ポケット部分上部、小銭落下防止内側のコバを磨き終えれば本体部分に接着剤で貼り付けます。

貼り付ける時は接着力を上げるため接着剤を塗布する部分をけがいて接着しましょう。

貼り付けたらローラーでしっかり圧着します。ローラーが無い場合は手で圧着します。

コバを整える

革を貼り付けたらコバを整えます。

革包丁やヤスリを使ってコバを合わせます。

画像のカバは結構汚く見えますがしっかりコバを合わせていますよ!笑

縫い代の線を引いていく

コバが整えば縫い代を革に引いていきます。

ネジ捻を使って引いていきます。

縫い代の線引きが完了しました。

また線引く時はステッチンググルーバーやディバインダーでも大丈夫です。

自分はビニモ1番の糸を使っているのですがステッチンググルーバーで線を引くと革を削ったところが糸を縫っても見えてしまうのでネジ捻を使うようにしています。

縫い代の穴開け

縫い代の線が引き終われば縫い穴を開けていきます。

縫い代の線に合わせて穴を開けました。

曲線が多いので穴を開ける時は2本歯の菱目打ちや菱錐などで慎重に穴を開けていきましょう。

革を縫う

次に革を縫っていきます。

ポケット部分、小銭落下防止部分に分けて縫っていきます。

今回は生成りヌメ革に合うように白い糸で縫いました。

白い糸と生成りヌメの組み合わせは1番のお気に入りです!

ジャンパーホックのオス側取り付け

ここまでくれば完成まであと少しです!残りのジャンパーホックのオス側を取り付けます。

取り付けの時の注意点は実際に革を折りながらジャンパーホックの取付穴を開ける事です。

単純に真ん中を開けてしまうとズレたりしますので気をつけてください。

コバ磨き

最後に残りのコバを磨いて完成です。

コバを磨き終えましたので完成です!

完成

以上で馬蹄型コインケースの完成です。

実際にコインを入れてみても全然使えます。

ちょっと革が硬いかなとも思ったのですが革なんで使っていれば柔らかくなるので大丈夫だと思います。

そして小銭落下防止用に取り付けた革もしっかり機能していました。

やっぱ小銭の取り出し方が一旦出して小銭を取る形になるので少しでも落とすリスクを減らせれば使い勝手も良くなると思って付けたのが正解でした。

レザークラフトおすすめの革

レザークラフトおすすめの革

レザークラフトをしていると必ず必要になってくるのが革本体ですよね!いくら作り方が分かっても、道具があっても革が無いと出来ないですよね??

そして革を買うならレザークラフトのショップに行ったら買えます。

ですが必ずしもレザークラフトのショップが近くにあるとは限らないと思います。そうなるとネットショップで買うしかないです。

でもネットショップだと、どんな革か分からないと思います。

なので買って失敗のない革を紹介していきます。

 

牛ヌメ革

・レザークラフト定番の生成りヌメ革です。やっぱりレザークラフトと言えばヌメ革の生成り色が王道です。外側に使って良し、内側にも使って良しのなんでも有りな使いやすい革です。自分もメインの革で使う事も多いですし内装や内側などにも使っています。

 

牛ヌメ革 全20色

・こちらもレザークラフトで定番の牛ヌメ革です。革の品質や使いやすさはもちろん良いのですが何より色の豊富さがすばらしいです。間違いなく自分の好きな色があると思います。価格も他の革に比べれば安めですので何種類も買えると思います。

全20色のヌメ革 色が豊富で自分の好きなカラーを選ぶことが出来ます。扱いやすい革なのでとても使いやすいです。

 

ルガトショルダー

・個人的に1番オススメする革です。簡単にどんな革かと説明しますとベルギーのマズール社のヌメ革です。特徴的なのがトラの模様がキレイな革で同じ模様が無い世界に1つだけの革です。また艶やかな光沢もあり革自体も非常に透明感があってキレイな革です。ずっと見ていれるくらいキレイな革です!笑 自分は最近よく好んでルガトショルダー使って作品を作っています。

ベルギー直輸入のボリュームのある牛ショルダー革。ノルウェー産原皮を使用し、ショルダーの特長であるトラ目が美しい仕上がりです

まとめ

以上で馬蹄型コインケースの解説は以上になります。

革を切り出す、縫う、金具を取り付けると簡単な作業しかないので初心者でも簡単に作れると思います。

またレザークラフトに慣れるという意味でも作って見る価値はあると思いますしこれもプレゼント用に作ってもいいと思います。

なんかいつもプレゼント用とか言っている気がしますね!笑

でも普通に材料の原価とか考えても自分で作ったらメチャクチャ安いのでプレゼントに最適なんですよね。

だからレザークラフトをやっている人は自分のスキルを上げるためどんどんプレゼントしていきましょう!笑

では今回はこの位にしておきます。

拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました。