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cloverlogのナツ(@natsu_cloverlog)です!
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【レザークラフト】L字型ファスナー付きクラッチバック 作り方の紹介
今回は以前も作ったのですがクラッチバックを作ってみました。
ですが前回とは違いファスナー付きのクラッチバックです。後はマチも付けて収納を増やしました。
自分は普段からクラッチバックを持って出歩くのですが正直、収納が余り無かったので他で買ったクラッチバックを使っていました。
もちろん結婚式などの持ち物が少ない時は作ったクラッチバックを使っていましたが今回作ったクラッチバックは普段使い用として作りました。
持ち物としては財布、鍵、スマホなどを持っていますのでこれが入るように作りました。
ちなみに以前のクラッチバックはこちらで紹介しています。
L字型ファスナー付きクラッチバック
では今回作ったL字型ファスナー付きクラッチバックを紹介します。
外側にはお馴染みのルガトショルダーネイビーを使いました。(ホント最近ルガトショルダーばっかり使っている気がします。笑)
今回買ったルガトショルダーはトラ目がキレイに入っていてメチャクチャ好きな革でした。
コチラの画像がわかりやすいと思います。
裏地にはピッグスエードを使いました。色は外装と合わせてネイビーにしました。
後ファスナーはYKKのエクセラファスナーを使いました。
材料自体はメチャクチャ豪華です!笑
なのでキレイに作れるか心配でしたがまぁまぁキレイに出来たので良かったです!
実際は外側が縫い目をキレイに出来たのですが目立たない裏地の方は縫い目がけっこうズレちゃいました。
ですが見えないのでOKです!笑
ファスナーの取り付けも全然慣れて無かったので不安でしたがとりあえず取り付けれたので安心しました。
大きさは前回と同様に横30㎝×縦20㎝で作りました。
やっぱりちょっと大きいかなって思う大きさが1番使い勝手が良いと思いました。
では作り方の紹介をしていきます。
L字型ファスナー付きクラッチバック材料
まずは必要な材料を紹介していきます。
材料は以上になります。
外装の革は2㎜厚の革を使用しました。
マチ部分の革は1㎜厚の革を使用しました。
裏地には同じサイズのピッグスエードを使用し、また芯材のバイリーン1.1㎜厚を使用しました。
ファスナーはYKKのエクセラ5号 50㎝を使用しました。
ですがファスナー5号はちょっと大きかったのでもう1サイズ小さい物でも大丈夫だと思います。
革自体は結構大きめですが切り売りで売っています。
L字型ファスナー付きクラッチバック作り方
では作り方を紹介していこうと思います。
革のカット
まずは革をカットしていきます。
と、言いたいところですが今回ちょどいいサイズ(40㎝×30㎝)のカットレザーがありましたのでそちらを使いました。
なのでクラッチバックの角のコーナー部分からカットしていきます。
R部分をカットしたら裏地のピッグスエードも同じサイズでカットします。
残念ながらピッグスエードはちょどいいサイズが無かったので大きめの革をカットして使いました。
そしてマチ部分もカットします。
またマチの裏地部分もカットします。
底の芯材貼り付け
続いてはバックの底になる部分に芯材を取り付けていきます。
芯材とは言ったものの今回は芯材の代わりに厚めの革を張り付けました。
長さは18㎝くらいで幅は3㎝くらいにカットして接着剤で貼り付けました。
バイリーン貼り付け
芯材を貼り付けたら次にバイリーンを貼り付けます。
バイリーンも芯材の1つです。特徴は折り目が付かず弾力性のある芯材です。
今回は革の形を保つためにしっかりとした厚さが欲しかったので厚めのバイリーンを貼り付けました。
バイリーンは外側用にカットした革より少し小さめ位にカットしていきます。
貼り付けました。底の芯材をとの隙間をしっかり貼り付けてください。
コバ処理
ここまで作業が完了したらコバ処理をしていきます。
ここではファスナーを取り付ける部分のコバを処理していきます。
今回はコバ磨きでは無くバスコを使ってコバを塗って処理しました。
ファスナー仮付け
コバ処理が終わればファスナーを仮付けしていきます。
まずはファスナーの端を処理していきます。
端を折り曲げて接着剤で固定します。
次にファスナーに両面テープを張って革に張る準備をします。
今回は両面テープで取り付けましたが接着剤でもOKです。
というか接着剤で貼り付ける方がオススメです。
テープの貼り付けが少しでもズレると縫った後に両面テープが見えてしまいます。
まぁ両面テープ自体は透明なのでよく見ないと見えないんですが自分的にはあんまり気に入らなかったですね!笑
両面テープをファスナーに貼り付けたら革本体に縫い代線を引いていきます。
この時にマチ部分の縫い代線も一緒に引いていきます。
縫い代線を引き終わればファスナー貼り付けのガイドを引いていきます。
幅はファスナーを張る幅に合わせて引いていきます。
自分は5㎜に合わせてガイド線を引きました。
それぞれ線を引き終えたらファスナーを革に貼り付けていきます。
ここで気を付けて欲しいのがコーナー部分になります。
コーナー部分にはシワが寄ってしまうので「菊寄せ」という技法を使って貼り付けます。
これがなかなか難しくきれいに貼り付けるのが難しいです。
自分もあまり経験が無いのでキレイに出来なかったのですがこちらです。
(正直レベルが低すぎて余り見せたくないのですが笑)
ひどいですよね!笑
まぁ裏地を貼り付けたらそこまで目立たないと思うので良しとします。
裏地貼り付け
ファスナーを貼り付けたら続いてあらかじめカットしておいた裏地を貼り付けて行きます。
ここで注意点があります。
・シワが付かないように伸ばしながら貼り付ける事
・接着剤はなるべく強めの物を使う事。
まずシワは分ると思うのですがキレイにするために無い方がいいのでなるべくシワにならないように貼り付けます。
結構シワが出来やすいです。
次に接着剤を強めの物にする理由は裏地を縫う部分が周りだけなので接着剤が弱いと剥がれる恐れがあるので強めの物で貼り付けておいた方がいいです。
レザークラフトの接着剤には仮止め用の接着剤や強力な接着剤など種類がありますので使う際には確認が必要です。
革を縫う
貼り付けが終わればファスナー、裏地と一緒に革を縫っていきます。
まずは前の工程に引いた縫い代線に沿って革に穴を開けていきます。
革に穴を開ければ縫っていきます。
縫うのはいつもと変わらないのですが注意して欲しいのがファスナーの引手周りが少し縫いづらいので慎重に縫って行ってください。
マチ取り付け
最後にマチを取り付けます。
まずはカットしておいたマチ部分に裏地を貼り付けます。
ちょっと長さが足りなかったので複数枚の張り合わせになってしまいました。泣
次にマチ部分を本体に接着剤で取り付けます。
取り付ける時はあらかじめ折り目を付けておくと多少取り付けやすくなります。
接着すればマチ部分に引いた縫い代線に沿って穴を開けて縫っていきます。
縫い終わればコバ処理をして完成です。
コバを整えたら先程と同様にバスコを塗ってコバ処理をします。
最後にマチ部分の上側もしっかりコバ処理します。
完成
以上でL字型ファスナー付きクラッチバックの完成です。
革がいいのでそれなりの作りでもいいバックに見えますね。笑
実際に荷物を入れて見てもちゃんと入るのでしっかり使えました。
マチ部分の幅をもう少し広くとっても良かったかなと思いました。
レザークラフトおすすめの革
レザークラフトおすすめの革
レザークラフトをしていると必ず必要になってくるのが革本体ですよね!いくら作り方が分かっても、道具があっても革が無いと出来ないですよね??
そして革を買うならレザークラフトのショップに行ったら買えます。
ですが必ずしもレザークラフトのショップが近くにあるとは限らないと思います。そうなるとネットショップで買うしかないです。
でもネットショップだと、どんな革か分からないと思います。
なので買って失敗のない革を紹介していきます。
牛ヌメ革
・レザークラフト定番の生成りヌメ革です。やっぱりレザークラフトと言えばヌメ革の生成り色が王道です。外側に使って良し、内側にも使って良しのなんでも有りな使いやすい革です。自分もメインの革で使う事も多いですし内装や内側などにも使っています。
牛ヌメ革 全20色
・こちらもレザークラフトで定番の牛ヌメ革です。革の品質や使いやすさはもちろん良いのですが何より色の豊富さがすばらしいです。間違いなく自分の好きな色があると思います。価格も他の革に比べれば安めですので何種類も買えると思います。
ルガトショルダー
・個人的に1番オススメする革です。簡単にどんな革かと説明しますとベルギーのマズール社のヌメ革です。特徴的なのがトラの模様がキレイな革で同じ模様が無い世界に1つだけの革です。また艶やかな光沢もあり革自体も非常に透明感があってキレイな革です。ずっと見ていれるくらいキレイな革です!笑 自分は最近よく好んでルガトショルダー使って作品を作っています。
まとめ
以上でL字型ファスナー付きクラッチバックの作り方の紹介は以上になります。
ルガトショルダーで作ったクラッチバックは欲しかったので今回しっかりと使えるバックが出来て良かったです。
これから普段用としてガンガン使っていこうと思います。
また反省点としてはファスナーの取り付けがもうちょっと、いやもっと上手くならないとダメだなと思いました。
今後、ファスナーを使った作品を作って見ようと思います。
拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました。