はい、みなさんどうもこんにちわ!
cloverlogのナツ(@natsu_cloverlog)です!
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【レザークラフト】簡単に作れるクラッチバック!作り方の紹介・解説(型紙有)
私事なんですが最近、結婚式が多くなってきました。毎月、結婚式がある状態です。
おめでたい事なんですがさすがに毎月あると懐の方がさみしくなってきます。泣
自分は当分ないんでどうしようかなって感じです!笑
とまぁ自分のどうでもいい話はこのくらいにしといて今回はクラッチバックを作って見ました。
このクラッチバックは結婚式に行って作ろうと思いました。
なぜクラッチバックを作ろうと思ったかと言うと結婚式だとスーツなんですがやっぱりポケットに財布などの荷物を入れておくとどうしても邪魔に感じてしまうんですよね。
なんで少し荷物の入るバックが欲しいなと思い、せっかくなら自分で作ってみようと思って作りました。
しかしレザークラフトを初めてまだんなに経ってないのにいきなりデカいもん作ったなーって感じです笑
今までコインケースとかキーホルダーとかしか作ったことなかったけど欲しかったので頑張って作ってみました。
クラッチバック
今回作ったクラッチバックがこちらになります。
意外とまともに出来たんじゃないかなって思います。
作り自体は単純なものになっていて外側のパーツに中になるパーツを縫い付けてポケットを縫い付けただけです。
あまり凝った物は作れないと思いましたので!笑
あと今回、留め具を紐方式にしてみました。
色は自分の好きな色のネイビーにしてみました。
シンプルに作ってみましたが意外と使いやすくカッコいいクラッチバックになりました。
小物も入るしスーツにも合うのでバッチリです。
大きさは縦20cm横30cmくらいです。
材料の革は栃木レザーの革を使いました。やっぱり栃木レザーはいいですね!笑
他のヌメ革はあんまり使った事が無く、クロムレザーしかまともに使ったことが無かったんですが栃木レザーの良さは伝わってきました。
さらに厚めの革だったので適度なハリと存在感があり2割増しいい革に見えました。
では作り方を紹介していきます。
クラッチバック材料
まずクラッチバックで使う材料を紹介します。
材料
・栃木レザー(ネイビー)
・コンチョ(ループ式)
・革紐
まず革は先程も述べたように栃木レザーの厚めの革を使用しました。
あとはレザーレースとループ式コンチョを使用しました。
材料は以上の3点になります。
革の量はカバンなので結構多めに使ったと思います。
30㎝幅の短冊の革を100cm買ったんですがだいたい70㎝くらい使いました。
ここまで革を使った革小物を作ったことが無かったので結構びっくりしました。
クラッチバック作り方
では作っていきます。
まずは型紙をダウンロードして印刷し、切り取ってください。
(お使いのプリンターによってはサイズが変わる恐れがありますので確認してから使ってください)
なお、パーツが大きいため一枚に収まらなかったため繋げて使ってください。自分はホッチキスやテープを使って繋げました。
(小文字同士が繋がる位置です。例)a1→a1 f1→f1)
型紙を繋ぎ合わせたら革を切り出して行きます。
はい、切り出し完了です。
なんか紐みたいな物がありますが気にしないでください笑
最初は自分でレースを作ろうと思ったのですが革紐の用に細くするのは無理だと思い断念しました。
普通に考えれば無理ですよね。笑
切り出したら床面をトコノールで磨いていきます。
型紙に記載されているA・B・Cを磨きます。
またこの段階で後からコバ磨きが出来なくなるA・Cの上面のコバを磨きます。
床面とコバ磨きが終わったらステッチンググルーバーで溝を入れていきます。
今回、自分はステッチンググルーバーで溝を掘ったのがA・Cだけですが本来ならBにも溝を掘ってあげたほうが後からいいと思いました。
なので作る際はBにも溝を掘ってください。革を合わせて縫う部分に目印を付けて掘ってあげてください。
続いて菱目打ちで縫い穴を開けていきます。
まず、ポケット部分に穴をあけていきます。
型紙Aの真ん中を切り取ります。
切り取ったらAの革に合わせてクリップなどで固定します。
固定したらCの革を合わせます。
この合わせた状態で慎重に菱目打ちで穴をあけていきます。
菱目打ちで穴を開けるとこんな感じになります。
次に外周部分の菱目打ちです。
こちらもAとCの革を合わせてクリップなどで固定します。
固定出来ましたら後は菱目打ちで穴をあけていきます。
外周をすべて菱目打ちであけたら完了です。
今回の菱目打ちはこれで終わりです。
穴をあけたらこんな感じになります。
続いてBの革の下側に革紐を通す為の穴をあけます。
使用する革紐のサイズに合わせてあけてください。
次に穴をあけた逆側にリング式コンチョを取り付けるため縦に(コンチョの向きによっては横でも大丈夫です)切込を入れます。
自分は100均で買ってきた彫刻刀で切込を入れました。
切込を入れたらコンチョを取り付けていきます。
まず、コンチョのリング部分を切り込みに押し込みます。
次にDの革を取り付け 【Dの革の片方の穴⇒コンチョのリング⇒Dの革のもう片方の穴】 に革紐を順番に通し結びます。
これでコンチョの取り付けは完了です。この付け方はコンチョが回転しない付け方になってますのでオススメです。
ループ式コンチョの取り付けの詳細は別の記事で紹介しています。
さぁー後はひたすら縫っていくだけです。
まずはポケット部分のAの革とCの革を縫っていきます。
次にAの革とBの革の外周を縫っていきます。
縫い終わったらそれぞれのコバを磨いていきます。
最後にレザーレースを通して結び長さを調節してカットします。
完成です!
以上がクラッチバックの作り方になります。
完成画像になります。
まぁ人に見られても恥ずかしく無いレベルで完成したんじゃないでしょうか。
とりあえずまともに使えそうな物に出来上がってよかったです。
レザークラフトおすすめの革
レザークラフトおすすめの革
レザークラフトをしていると必ず必要になってくるのが革本体ですよね!いくら作り方が分かっても、道具があっても革が無いと出来ないですよね??
そして革を買うならレザークラフトのショップに行ったら買えます。
ですが必ずしもレザークラフトのショップが近くにあるとは限らないと思います。そうなるとネットショップで買うしかないです。
でもネットショップだと、どんな革か分からないと思います。
なので買って失敗のない革を紹介していきます。
牛ヌメ革
・レザークラフト定番の生成りヌメ革です。やっぱりレザークラフトと言えばヌメ革の生成り色が王道です。外側に使って良し、内側にも使って良しのなんでも有りな使いやすい革です。自分もメインの革で使う事も多いですし内装や内側などにも使っています。
牛ヌメ革 全20色
・こちらもレザークラフトで定番の牛ヌメ革です。革の品質や使いやすさはもちろん良いのですが何より色の豊富さがすばらしいです。間違いなく自分の好きな色があると思います。価格も他の革に比べれば安めですので何種類も買えると思います。
ルガトショルダー
・個人的に1番オススメする革です。簡単にどんな革かと説明しますとベルギーのマズール社のヌメ革です。特徴的なのがトラの模様がキレイな革で同じ模様が無い世界に1つだけの革です。また艶やかな光沢もあり革自体も非常に透明感があってキレイな革です。ずっと見ていれるくらいキレイな革です!笑 自分は最近よく好んでルガトショルダー使って作品を作っています。
まとめ
以上がクラッチバックの作り方の紹介でした。
いかがだったでしょうか??簡単な作りじゃないですか??笑
特に難しい事もなく難しい箇所はありませんので初心者の方でもうまく作れるんじゃないかなと思います。
実際に初心者の自分でもまぁまぁの作品になりましたのでよかった参考にしていただければと思います。
ループ式コンチョもクラッチバックとマッチしていて気に入っています。
以上がクラッチバックの作り方の解説になります。
拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました。